2025/02/04
気配りのできる人
こんにちは。今日は気配りのできる人について書いてみたいと思います。気配りのできる人というのは、相手の気持ちや考えを把握する力のある人のことを言うようです。これと正反対の全く相手の気持ちなどを考えずに我が道を行くと言う人もいます。どちらが感じが良く、仕事などもスムーズに進むかと言うと、言うまでもなく、気配りのできる人です。
私がまだ若いころ、お客様の所に行く時には、必ず20分か30分前に現地に行き、多少時間をつぶして、10分前に約束の場所に行くよう先輩から指導されました。またお客様を事務所からエレベーターホールまで送る時には、エレベータが締まる時に、頭を下げることは勿論ですが、また何かで戻ってくる場合もあるので、1分程度はそこにいるようにも指導されました。更には会社の玄関からタクシーなどでお客様をお送りする場合は、車が動き出す時に、頭を下げることは勿論ですが、車が行ってしまっても、直ぐには立ち去らず、車が見えなくなるまで立って見送るようにも指導されました。ここまでしなくても良いと思った事もありましたが、自分が見送られるような場合もありましたが、そのような時、車の中から、立って見送ってくれる人の姿が見えて、心から見送ってくれている様子が見えると嬉しいことが良く分かりました。
今述べたことは、ビジネスの世界のマナーに近いのですが、これは長年様々な顧客とお付き合いし、相手に対する気配りから生まれたことのように思います。ビジネスでも、日常生活であっても、物事をスムーズに進める為には、必ずそこには気配りが必要になります。
その昔、ビジネスの神様と言われた松下幸之助は、気配りの名人だったようです。人を接待する時には、必ず1時間以上前に接待に使う場所に行って、何か問題がないか、細かいところまで自分自身で確かめたようです。お客様の席の近くに埃などないかのチェックは当たり前で、置かれている座布団の向きまで自分で整えたそうです。(気くばりの極意、小宮一慶著、GAKKEN参照)
松下幸之助のような神様の真似はなかなかできないのですが、自分は他人からどうされれば気持ちが良いのかを考えた行動に努めたいと思いました。
見合いをする場合は、あなたが相手の方からどうされたら気持ちが良いか、気分が良いか、それを考えながら行動すれば、必ず良い結果につながるような気がします。応援しています。
JINSOブライダル 専属カウンセラー 秋山和人(あきやまかずと)
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